サークルK 〜 循環する世界からはみでたK   2005

既存のシステムからなんとなくはじかれ、排除されつつもどっこい生きている存在を「K」さんと設定し、 通常は展示スペースではない美術館の階段や通路にKの内容を示すテキストや、その所持品・痕跡を設営した。
また、この空間には、Kを巡る対話の痕跡“らくがき”の映像が映し出されている。
この映像は「巡業」の制作と共通する時間集積投影であり、落書きが描かれていく全行程をプログラム編集により、全フレームを重ねて投影させた。
<素材>マネキン・泥だんご・段ボール・テキストシール・プジェクター・スピーカー・ぬいぐるみ・玩具 他