- ゴールド賞
- 第10回卒業制作
- 制作者
- ファッションビジネス 4年
- 古田美咲
- 子供服の購買プロセスと アプローチ法
- 子供服の購入者の中心は、両親や祖父母などの周りの大人である。また、ギフトの需要が高い点も子供服の特徴であり、両親や祖父母以外の第三者も購入者になるのである。一方で、着用者である子供たちは幼児でさえも、購入の判断に関わっているのではないだろうか。このように、子供服の購入は様々な世代が関与していると考える。私はこの購入者の世代の広さに興味を持ち、子供服の購入プロセスについて研究を進めていった。
その過程で、各世代別にそれぞれの特徴が見いだされた。子供世代は視覚的な物、親世代は価格、祖父母世代は素材や機能性が購入の判断に大きく関わっていることが分かった。その結果から、それぞれの各世代へ向けたアプローチ法を考察した。近年では、小学生以下の子供達の多くも、可愛い物に興味を持ち、自ら服を選ぶ。大人達はその意見を参考に服を購入する。子供達が与える影響は強いと言える。そこで子供達を主なターゲットとし、子供の目線に合わせた商業施設の提案を行った。