第21回卒業制作発表会 シルバー賞 制作者 三石 ろこ 可視化させる幻想と不可視化の現実 浅海に宿る儚く脆い視覚的安心感と、深海に沈む静かで確かな現実の対比から、「見えること」に依存する人間の感覚を問い直す作品である。 浅海では、水面の美しさを軽やかな素材で表現し、内側にはあえて破れやほつれを忍ばせることで完璧に見える表層の脆さを示す。 深海では、重く暗い色彩や質感、深海魚を想起させるフォルムを用いて未知の恐怖を描きつつ、包み込むような素材で見えない安心感を表現する。 一覧ページへ