楽土の求め方  2004

「何をしたら死ねるの」というテキストが、壁面と階段縦面全面に埋め尽くされた地下道。このテキストの問い対し、 ペンで書き込みができるよう9mのキャンバスを壁に設置すると同時に、同じ質問を掲載した2チャンネを映し出す三台のP.C.モニター(書き込みは機械音声が読み上げる)を設置。
「人が求めてやまない世界」について、直接の書き込みとweb.上のおしゃべりを公然たる場所で同時に出現させ、錯綜する世に生きる人間の楽土(地上の極楽)の在り様をテーマにした対話過程暴露仮設空間作品。
<素材> 質問テキストシール・落書き壁面黒キャンバス(194×300cm)3枚・油性ペン・椅子・P.C.(web.掲示板)・スピーカー 他