動の影の線 #01  2010 / 4'00"

”動の影の線”は運動をある時間における物体の移動(移動しない事も含め)と捉え、動く像を
コンピュータで解析し、その移動量を線として視覚化する事で運動を新たな側面から見つめる
シリーズです。
映像から形態や色などの情報を除き、”動きの量”だけを取り出し運動に焦点をあてるとともに、
実写映像から作られる線のアニメーションとしての試みでもあります。

この作品では舞踏カンパニー山海塾の舞踏手と活動する一方、ソロ活動では〈交感(コミュニケーション)としての即興ダンス〉 の可能性を追求する岩下徹氏に即興で踊って頂き、 そのダンスを運動量を基にしたアニメーションとして再構成しました。






撮影風景記録写真