R  2000 / 6'00"

ごくありふれた街頭の公園。男が歩き出す。その歩調に合わせて、パンをするカメラ。
すると、そのパンに合わせてくるりと反転する時間軸。
ひとつの空間に中に複数の時間軸をおりまぜ、トリッキーな<時間>のイメージ化を現実させている。
それは、非現実的な光景でありながら、いつか見たような不可思議な時空間。
                                                                  - イメージフォーラム・フェスティバル2001 カタログより