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2010.08.03

卒業生レポートNo.01/鈴木大和

デザイン学科には現在350名以上の卒業生がいます。

慣れないながらも前向きに明日を模索する卒業生たち。
卒業しても尚、元気で頑張っている姿を知ることができるのは、
スタッフにとって非常に嬉しいことです。
全てではないですが、少しずつ卒業生にインタビューし、彼らの「今」をご紹介します。

1回目は1期卒業生(2006年度卒)の鈴木大和くんです。
鈴木大和くんは現在、名古屋で事務所を構えフリーランスのデザイナーとして活躍しています。

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【現在のお仕事について詳しく聞かせてください。】
仲間と共に、WEBデザイン・広告・パッケージなどのグラフィックデザイン関係を中心に
映像編集・カメラマンなどの映像関係、商品開発のデザインや、
内装リフォームのデザインプランなどの建築関係の仕事をしています。

事務所の様子

【卒業してから今までについて教えてください。】
大学を卒業後、同大学の大学院に進みました。その後、グラフィックデザインの
フリーランスデザイナーとして活動を始めたんです。
最初は、大学のティーチングアシスタントとしても勤務しながら、1人でデザインの仕事を受けていました。
しかし、2年ほど経つと、最初は小さかった仕事も少しづつ大きくなって、
種類や幅も広がり、仲間に手伝ってもらいながら仕事を進めるようになりました。
その後、みんなと一緒にデザインの仕事がしたいという想いから、
在学中から住んでいた場所を離れ、名古屋市中区丸の内に、自宅兼事務所を構えました。
個人名でやっていた会社名も、人が集まっていろいろな形を作る場所にしたいという想いから
『Form』という名前に変更しました。
会社を運営していくのは大変な事も多かったけど、仲間とデザインを形にしていけること、
そのデザインが外に出て使われていくことはとても嬉しかったです。
それから半年ぐらい経ったある日、クライアント先の会社の社長とひょんなことで仲良くなり、
『ウチの持ちビルの1Fが空いちゃったから、よかったら安く貸すから事務所として使いなよ!』と
言って頂いて。その言葉にあまえ、わずか半年で引越。
念願の仲間が集まれる事務所としてだけの場所をもつ事ができました。
今はそこで3~5人ぐらいの仲間達とともに夜遅くまでデザインの仕事をしています。

また最近では、ビル1Fにギャラリーやイベントなどのできるフリースペース『space07』をオープン。
その運営などもしています。

【大学在学中に心がけていたことはありますか?
頭の中にフリーランスデザイナーやアートディレクターになりたいという意識が少しありました。
そのためには、一つの視点だけじゃなく、色んな視点から物事を考えられる力を持つ事が、
非常に大切だと感じていたので、様々な分野のデザインを知っておこうと
大学生の時は、環境空間デザインとプロダクトデザインコースを専攻していましたが、
大学院ではグラフィックを中心に学びました。
大学生の時も、受講科目以外の授業にも興味をもち、特別に講義や授業を受けてたこともありました。
また、授業を受けるだけでなく、授業で習った事を、授業外の作品制作や、知人に頼まれた仕事、
コンテストやコンペ用に作品を作って応募するなど、すぐに活かして実践する事をこころがけていました。

愛知広告賞2009 デザイン賞受賞「 ki・do・ai・raku」

加えて、色んな友達と話すことも大切にしていました。同じクラスの子だけじゃなく、
違うコースの子、違う学科の子、違う大学の子、先生方、色んな人と出会い、色んな分野の人、
立場の人の話を聞く事で、自分の知識やアイディアの可能性を広げられると思ってたので。

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ありがとうございました。とても熱心で、向学心があって、話を聞いていて清々しかったです。
やる気わいてきました。私も前向きに今後もレポートしていきたいと思います!
乞うご期待!

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