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2010.08.21

卒業生ファイル No.02/西田晋平

デザイン学科には現在350名以上の卒業生がいます。

慣れないながらも前向きに明日を模索する卒業生たち。
卒業しても尚、元気で頑張っている姿を知ることができるのは、
スタッフにとって非常に嬉しいことです。
全てではないですが、少しずつ卒業生にインタビューし、彼らの「今」をご紹介します。

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2回目は4期卒業生(2008年度卒)の西田晋平くんです。
西田くんは現在、フリーランスでデザインの仕事をしながら、
デザイン学科2年生授業「マルチメディア3」の
ティーチングアシスタント(授業補助)としても、頑張ってくれています。

【卒業してから今までについて教えてください。】
卒業制作展の後、自分の作品を見て頂いた先生や知人の「イギリスを見てくるといいよ」とのすすめや、
好きなイラストレーターがイギリスにいたこともありなど自分でも興味があって、
卒業後、お金を貯めて渡英しました。帰国後、展覧会「SUKESUKE展」を行い、その後、
知人の紹介で知り合った美容室の方の新作商品のパッケージデザインを担当し、
それをきっかけに、広告デザインの仕事を開始。現在、フリーランスでデザインの仕事をしながら、
大学のティーチングアシスタントを行っています。


【イギリスどうだった?】

初の海外で、1ヶ月ほど、滞在しました。
英語が全くわからない状態で行ったのですが、勇気をだして行きたいところに行ってみた、
やりたいことをやってみたというのが自分にとってはとてもよい経験でした。

【西田君の展覧会「SUKESUKE」展について教えてください。】
イギリスに行ったことを形にしたいという想いがありました。
でも、それだけじゃなくて。
名古屋外国語大学(名古屋学芸大学と同じ敷地にある大学です)の知人で、デザイン未経験だけど
デザインや作品制作ををやってみたいと思っている人がいたんですが、まわりはそのことに反対していたんです。
難しいし、無理だよって。けど、「やってみたいならできるよ、やってみなよ」と応援したかった。
なので、その人を誘って、2人で作品展をしました。
上手下手ではなくて、思うことをまずかたちにしてみればいいじゃないかと思ったんです。
そういう展覧会にしたかった。
だから展覧会では自分もやったことがない分野で作品を制作しました。

【ティーチングアシスタントをやってみてどう?】
コンセプトも大事だけど、やってみたいと思って作品をつくることがすごく大事だと思うんです。
難しくて大変そうとかコンセプトをどうしたらいいか、とかで進めなくなってしまう学生もいて、
いろいろな作品を見せながら、気持ちを引き出せるよう試行錯誤しています。

【大学にいて良かったことありますか?】
デザインだけではなく、在学中、ダンス部で出会った仲間だったり、先輩だったり、
先生だったり、いろんな人に出会えたこと。
海外に行こうと思ったのも、外国語大に知り合いがいてお金を貯めて
行けばいいじゃないと大丈夫だよと応援してくれたことも大きかったです。
香取君のペラペラブック渡されて「これでだいじょうぶ」みたいな(笑)

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ありがとうございました。
まだまたこれからです、という西田くん。
前向きな姿にインタビューしている自分も励まされました。

よーし、これからもどんどん紹介していきます!乞うご期待!(励まされ、勢いづく私)

美容室の商品パッケージのデザイン

 

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