2011.11.21
特別講義 「和久洋三/童具づくりの中で感じたこと・考えたこと」
2011年度の第二回目の特別講義を11月21日に開催しました。
テーマは「童具づくりの中で感じたこと・考えたこと」。幼児用教具のエキスパートである
和久洋三氏を講師に招聘し、自身が考案した童具(幼児用玩具・教具)を軸にモノつくりの手法と
プロセスを解説いただきました。また、幼児教育の在り方・考え方を「創造力」「想像力」「記憶力」
の三大思考と絡めながら、わかりやすく学生にレクチャーしていただきました。
幼児用玩具・教具を通したモノつくりの在り方が講義の中心でしたが、その手法はどのデザイン
ジャンルにも精通する原理といえ、使用者と使用環境の視点からモノを構築・具現化する
アプローチは、デザインを学んでいる多くの学生の参考になったといえます。講義後は学生の
サイン要望や質問に応えるなど、とても気さくな和久氏に多くの学生が感動していました。通常の
学内授業では体験できないとても貴重な講義になったといえます。
なお、今年度のデザイン学科特別講義はあと二回開催いたします。
第三回: 11月25日/梶田 渉/梶田渉の仕事と広告コミュニケーション
第四回: 11月28日/川上 元美/人と技術をつなぐデザイン
次回の報告もご期待下さい。