本学映像メディア学科、平川祐樹助手の個展「微かな予兆」が、現在開催中です。
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個展「微かな予兆 -slight signs of something」
2011年3月26日(土)-4月24日(日)/ 13:00-19:00
STANDING PINE -cube(名古屋市中区錦2丁目5−24えびすビルPart2 3F)
* 火曜 / 水曜日・休廊
私は現代における物語(ナラティブ)のあり方を、まったく別の方向性をもった2つのベクトルによって探っている。
一方は、積み重ねられる地層のように場所が持つ重層的な物語であり、
地霊/Genius Lociをもとにその顕在化を図っている。それは、大地に横たわった物語である。
もう一方は、没場所化された都市の中で中空に漂う断片的な物語である。没場所化された物語の断片は、中心軸を失い微かな予兆としてのみ存在する。
それは、都市の中で宙づりになった物語である。
大地に横たわった物語、都市の中で宙づりになった物語、
これらは決して強く結ばれる事なく、私たちのまわりに存在している。
本展では、「都市の中で宙づりになった物語」をテーマにした映像作品で構成します。
詳細は http://jp.standingpine.jp/
2011/03/31 | Posted by nuas