2人展「ところどころ」

映像メディア学科映像メディア学科卒業生で名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科1年の日下凌と成田開による展覧会です。

 

日下 凌
学部時代は映画領域に所属し、マネキンを使った映画作品「Virtual Image」を制作した。物語の中でまるで人間のように表現されたマネキンに対して鑑賞者がどう違和感を感じ、現実世界と物語世界との往来が可能であるのかということを試みた制作を行なっている。

 

成田 開
学部時代はインスタレーション領域に所属をし、「記憶の喚起における自己の再認識」という一貫したテーマの中で自身の記録映像を基にした映像。そして自身の「記憶」にまつわる光や音、布といった要素を用いて、鑑賞者の感覚的な記憶と作者自身の記憶を交差する映像インスタレーション作品を制作している。

本展示では、「没入する身体」というテーマからそれぞれが過去作品の再構成やインスタレーション作品、映像作品を制作し、映像とオブジェクトにおける表現の可能性を考察し、それを試みた作品展です。

 

展覧会名:「ところどころ」
会期:9月9日(月)〜9月20日(金) 11:00〜19:00(※土日休館)
会場:NUAS Gallery
参加作家:日下 凌 成田 開

2019/09/06 | Posted by 映像メディア学科 スタッフ一同