英国映画協会(British Film Institute)*は
2020年5月、1925~2019年の優れた日本映画95作品を選出、発表しました。
往年の名作「東京物語」「七人の侍」、近年のカンヌ映画祭パルムドール作「万引き家族」と並び、
映像メディア学科仙頭武則教授のプロデュース作『リング』が1998年、
『ユリイカ』が2000年を代表する作品として選出されました。
“The best Japanese film of every year – from 1925 to now”
https://www.bfi.org.uk/news-opinion/news-bfi/lists/best-japanese-film-every-year
伝統的なトップ100などのランキング形式ではなく年ごとにベスト作品を選ぶ形式とした理由について、BFIのサイト内では「特定の黄金時代やニューウェーブ、Jホラーや現代アニメの台頭などの要素を踏まえた上で、より革新的なものを示したかった」と語られており、今でも入手可能な作品という観点から、1925年をスタートの年に設定したそうです。
*BFI(British Film Institute=英国映画協会)はイギリス政府公認の機関として1933年、イギリス国内の映画促進(教育上の役割を含む)を目的として設立された伝統ある組織です
2020/07/06 | Posted by ogura