大学院|安齋萌実 個展「trace of process」

本学映像メディア学科卒業生で、現在名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科1年の、
安齋萌実が展覧会を行います。

フィルムカメラを用いて撮影を行った際に、ネガフィルムが感光し、撮影したはずの像が消えてしまったことがあった。つまり、撮影した被写体が写っていない代わりに、感光したという光の跡がネガフィルムに残っているということである。このことから、撮影から出力までの間に写真の像(イメージ)は変化しているのではないかという疑問を持つようになった。
本展示作品では、撮影した何かを提示するのではなく、現像処理を行う際にできる薬液の反応ムラなどを残すことで、写真プロセスを抽出することを試みている。
-安齋萌実

展覧会名: trace of process
会期:2020.9.24(木) − 10.2(金) *土日閉館
時間:11:00 − 19:00 *最終日は17:00まで
場所:名古屋学芸大学 メディア造形学部棟A棟1階 NUAS gallery

2020/09/18 | Posted by 映像メディア学科 スタッフ一同