特別講義|How to サイレント映画 〜柳下美恵が弾くサイレント映画

2014年1月31日(金)、サイレント映画ピアニスト柳下美恵氏をお招きし特別講義を開講しました。
国内外の様々な映画祭で公演してきた氏。サイレント映画ピアニストという職業について、映画との役割についてなどもお話しいただきました。
初期映画の頃の人々が、鑑賞していた仕方のひとつであったピアノ伴奏で映画を鑑賞するという貴重な体験ができました。音楽と映画、さらに映画の中の音と画についてあらためて考える時間でした。
サイレント映画の魅力を発見、堪能した学生からほんとうに素晴らしかった、感動したという声。会場が感動さめやまぬまま終了しました。

特別講義|How to サイレント映画 〜柳下美恵が弾くサイレント映画
2014年 1月31日(金)13:50 ~ 15:20 MCB210


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柳下美恵(やなした みえ)氏 プロフィール

サイレント映画ピアニスト。名古屋市生まれ。
武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。文化の発信基地“スタジオ200”に勤務後、1995年に朝日新聞社主催の映画生誕100年上映会「光の誕生! リュミエール」でデビュー。

国内の映画館、映画祭、大学の公開講座の他、ポルデノーネ無声映画祭、ボローニャ復元映画祭、チュンムロ復元映画祭SEAPAVAA(東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合)会議、ボン無声映画祭など海外公演も多数。作品は洋画、邦画、メロドラマ、時代劇、ホームムービーなどあらゆるジャンルをこなす。欧米式のサイレント映画伴奏者は日本人初。
DVD『裁かるるジャンヌ』『魔女』(紀伊國屋書店)、Blu-ray『裁かるるジャンヌ』(英Eureka Entertainment)で音楽を担当。新作映画の音楽も手掛け、日々映画へ愛情を傾ける。
『映画館にピアノを!』『ダンスとピアノでサイレント映画』『ロスト・フィルム・プロジェクト』など多角的にサイレント映画の普及に努めている。映画に集中できる伴奏が信条。

2014/02/05 | Posted by 映像メディア学科 スタッフ一同